【推し活】千と千尋に憧れて湯屋で泊まり込みバイトしてみた

はじめまして

千と千尋オタクです(唐突)

小学生の頃にこの映画に出会いあの独特な世界観に心を惹かれ、どうしたらあの世界に行けるのか…現実にあんな空間はあるのだろうか?

そんな思いを抱えながら過ごし数年、天啓が降りてきました。

千と千尋のモデルになっている温泉宿で泊まり込みバイトをしたら千尋になれるのでは??

すぐにリゾートバイトの求人サイトを開き温泉宿の求人を探すとたまたま千と千尋のモデルと言われている宿の求人を見つけました。

これはもう行くしかない

すぐに荷物をまとめ電車を探し家を飛び出しました。

いざ鬼怒川温泉

電車に揺られること数時間、結構辺境の地まで来ちゃったな感がある風景が広がってました。

鬼怒川温泉は噂で聞いていたよりはさびれていなくて観光客の方々ばかりで正直驚きました。でも賑わっているところから外れると廃墟だらけだった気も

そしてついに

なんか見たことある有名な内装

おおおお!なんか油屋に来たみたいだ!

そうですここは千と千尋の「油屋」の内装のモデル(のうちの一つらしい)です!

八百万の神様が湯につかっている様子が目に浮かんできますね。

実際には休暇を楽しみに来たファミリー達で溢れていて一人でいるのがちょっと気恥しかったり…

きつすぎた仕事

ここでの仕事は

  1. ケータリング(できた料理を運ぶ係)
  2. 皿洗い(数百枚皿洗う)

の二つでしたが、結論から言うとマジできつかったです

あの仕事のきつさはまさに千尋

皿洗いは特にレストランがバイキングだったりすることもあり一日に千枚以上もの皿を仕分け、洗いと体力を持っていかれました。残飯の処理で現場が吐いた後みたいになってた

この仕事を経験してからレストラン・バイキングの裏でいつも働いてくださっている方々への感謝の気持ちが倍以上に増しました。それぐらいの辛さでした。

温泉街での生活

きつい仕事をしながらも日常はあります。

温泉街での生活は近所に温泉がたくさんあったのでかなり満喫できていました。

鬼怒川にはなんと約40軒もの温泉施設があるらしく毎日違うところに行けるという(実際にそんな体力はない)なんとも贅沢な生活でした。

内装が綺麗だった日帰り温泉



温泉上がりのコーヒー牛乳を考えた天才は誰ですか

仕事終わりに近所の温泉に入りに行けるというのがきつい仕事をやり抜く数少ない希望でしたね。

鬼怒川の街自体の雰囲気が「温泉街」って感じで近所を散歩してるだけでも楽しかったりしました。

千と千尋みたいな街並みはあまりなかったですが…

(ちなみに今回の温泉街生活でコーヒー牛乳・カフェオレにどっぷりハマり家に帰ってから箱買いしました)

廃墟も趣ある~!

ついに帰宅の日

朝から仕事を始め、空いた時間には近所の温泉に入りに行くなんていう生活をしているうちに月日は流れ

来た時には長い様に感じた半月も気が付けばあっという間に終わっていました。

仕事はきつかったのですが一緒に働いていた職場の仲間がみんないい人達すぎて実は結構楽しかったんですよね。

初日は「明日には飛んで帰ってやるぐらい」の気持ちだったのですが、最終日には「まぁまだもう一日いてもいいかな…」ぐらいに思えるような思い入れのある旅館になってました。

今度はお客さんとしてこの旅館に泊まりにきたいななんて思いながら涙をのんで帰りの電車に乗り込みました。

ちなみに最後帰るときに「この中からお前の両親を見つけなければ帰ることは許さない!」

……みたいなイベントはありませんでした普通に帰りました。

おわりに

千尋の気持ちを体験したく今回の泊まり込みのバイトに行ったわけですが結果として

臨時的に千尋になれる素晴らしい体験でした。

あの瞬間間違いなく自分は千尋でした。

人生で初めてのリゾートバイトで自分にしてはだいぶ突発的で思い切った行動でしたがやってみてよかったと思ってます!

自分の好きなキャラの気持ちを知るためにそのキャラと同じ境遇に立ってみる。これは新しい推し活の形なのでは!?

 

最後に、ここまで読んでくれた方はほんのわずかだとは思いますがありがとうございます。

今回はかなりあっさりな感じになってしまいましたが、また気が向いたら更新していこうと思うのでよろしくお願いします…!

この写真が一番のお気に入りです



ではまた~!